50代になってからパートを探そうと思っても、「未経験の私を採用してくれる職場はあるのかな」「体力的に続けられる仕事を見つけられるかな」と、不安になることがありますよね。
私も、子どもが独立して自分の時間が増えたことをきっかけに、これからの生活や老後のことを考え、パートの仕事を探し始めました。けれども、年齢のことやパソコン操作への不安、人間関係になじめるかという心配もあり、応募するまで何度も迷いました。
この記事では、50代女性が未経験でパートに応募するときに、私が求人を見る際に意識したことを5つ紹介します。自分に合う働き方を考えながら、無理のない一歩を踏み出すための参考にしていただけたら嬉しいです。
50代・未経験でパート探しを始めたときの不安
パートを始めたい気持ちはあっても、求人を見つけるたびに不安が大きくなりました。50代という年齢で採用してもらえるのか、未経験の仕事でも覚えられるのか、考え始めると応募ボタンを押すことさえためらってしまったからです。
特に心配だったのは、体力的に続けられる仕事かどうかでした。立ち仕事や重い物を扱う仕事は自分に合うのか、家事や家族の予定と両立できるのかなど、働き始めた後のことまで考えてしまいました。
また、パソコンの操作に自信がなかったことや、年下の方が多い職場の人間関係にも不安がありました。それでも、自分にできることや希望する働き方を一つずつ整理していくと、どのような求人を選べばよいかが少しずつ見えてきました。
不安があるからこそ、条件をよく確認し、自分に無理のない仕事を探すことが大切だと感じています。
私が求人を見るときに確認した5つのこと
求人を見るときは、時給や勤務地だけで決めないようにしました。実際に働き始めてから「思っていた仕事と違った」とならないよう、仕事内容や勤務条件を自分の生活に当てはめて考えることが大切です。
どの仕事が自分に合うか迷っている方は、50代女性におすすめのパート5選|経験・体力・時間から選ぶコツで、仕事内容、体力面、勤務時間を比較しています。
ここでは、私が応募する前に確認した5つのことを紹介します。
仕事内容が体力的に無理のないものか
求人票では、職種名だけでなく、具体的な仕事内容までよく読みます。同じ「販売」や「事務」の仕事でも、立っている時間が長いのか、重い物を運ぶことがあるのか、パソコンをどのくらい使うのかによって、体への負担は変わります。
「できそう」と思って応募しても、実際の仕事内容が自分の体力に合わなければ、続けることが苦しくなってしまいます。仕事内容で分からないことがあれば、応募前の電話や面接で確認しておくと安心です。
無理をして頑張りすぎるよりも、今の自分に合った仕事を選ぶことが、長く働き続けるための第一歩だと感じています。
勤務日数や時間が自分の生活に合うか
働き始める前に、週に何日働けるのか、何時から何時までなら無理なく続けられるのかを考えておくことも大切です。
家事や家族の予定、通院など、あらかじめ動かせない予定がある場合は、それを含めて勤務時間を考えます。「採用してもらうために」と無理な条件を伝えると、働き始めてから自分が苦しくなってしまうことがあります。
求人票に書かれている勤務時間だけで判断せず、休憩時間や残業の有無、曜日の相談ができるかも確認しておくと安心です。
自分の生活に合った働き方を選ぶことは、甘えではありません。無理なく続けられる条件を知っておくことが、長く働くために必要だと感じています。
通勤に無理がないか
仕事内容や勤務時間が合っていても、通勤に時間がかかりすぎると、毎日の負担になってしまいます。特にパートでは、勤務時間と通勤時間のバランスも大切です。
求人を見るときは、自宅から職場まで実際にどのくらいかかるのかを確認しました。車の場合は渋滞する時間帯、電車やバスの場合は本数や乗り換え、雨の日でも通えるかなども考えておくと安心です。
「少しくらい遠くても大丈夫」と思っていても、働き始めると往復の移動だけで疲れてしまうことがあります。無理なく通える場所にあるかどうかは、仕事を長く続けるための大切な条件の一つです。
「未経験歓迎」の内容を具体的に確認する
求人票に「未経験歓迎」と書かれていても、仕事内容や研修の進め方は職場によって違います。応募する前に、どのような仕事を担当するのか、最初はどのように教えてもらえるのかを確認すると安心です。
たとえば、研修の有無、最初から一人で任される仕事か、分からないことを質問できる環境かなどを見ます。求人票だけで分からない場合は、面接で「未経験ですが、最初はどのように仕事を教えていただけますか」と聞いても大丈夫です。
「未経験歓迎」という言葉だけで安心するのではなく、自分が少しずつ仕事を覚えていける環境かどうかを確かめることが大切だと感じています。
職場の雰囲気を想像できるか
仕事内容や条件がよくても、職場の雰囲気が自分に合わなければ、働き続けることは難しくなります。求人票の文章だけでは分からないことも多いため、応募先のホームページや口コミを参考にしたり、面接のときに職場の様子を見たりするようにしました。
面接では、働いている方の年齢層や、一日の仕事の流れ、忙しい時間帯などを聞いてみると、働く姿を想像しやすくなります。職場見学ができる場合は、実際の雰囲気を確認するよい機会になります。
人間関係は、入ってみなければ分からないこともあります。それでも、質問をしたときの対応や、職場の空気から、自分が無理なく働けそうかを考えることはできます。
条件だけで急いで決めず、「ここなら続けられそう」と思える職場を選ぶことが大切だと感じています。
応募前に整理しておきたい3つのこと
求人を見つけたら、すぐに応募する前に、自分の希望や不安を整理しておくと安心です。面接で聞かれたときにも、落ち着いて答えやすくなります。
ここでは、応募前に考えておきたい3つのことを紹介します。
自分にできること・苦手なこと
未経験の仕事に応募するときは、「できないこと」ばかりに目が向いてしまうかもしれません。しかし、これまでの仕事や家事、子育て、地域での活動を通して身につけたこともあります。
たとえば、人と話すことが好き、時間を守ることを大切にしている、整理整頓が得意、丁寧に作業できるなど、小さなことでも仕事に生かせる力になります。
一方で、立ち仕事が長時間続くのは不安、パソコン操作には時間が必要など、苦手なことも正直に整理しておきます。自分の得意なことと不安なことを知ることで、応募する仕事を選びやすくなります。
働ける曜日と時間
応募前に、働ける曜日や時間を具体的にしておくことも大切です。家事や家族の予定、通院などを含めて考え、無理なく働ける条件を書き出してみます。
たとえば、「平日の9時から15時まで」「週3日程度」「土曜日は月に1回なら勤務できる」など、できるだけ具体的にしておくと、求人を選ぶときにも迷いにくくなります。
希望どおりの条件がすべてそろう求人ばかりではありません。それでも、絶対に譲れない条件と、相談できる条件を分けておくと、自分に合った仕事を見つけやすくなります。
面接でも、無理をして良く見せるより、続けられる働き方を正直に伝えることが大切だと感じています。
パソコン操作など、これから覚えたいこと
パソコンを使う仕事に応募したいけれど、操作に自信がないという方もいると思います。私も、仕事で必要な操作を覚えられるか不安がありました。
大切なのは、最初から何でもできるようになることではありません。文字入力やメールの確認など、今できることを確認し、これから覚えたいことを一つずつ考えていけば大丈夫です。
求人票にパソコン操作が必要と書かれている場合は、どのような作業をするのかを確認します。分からないことがあっても、「必要なことはメモを取りながら覚えていきたい」と伝える姿勢があれば、前向きな気持ちは伝わります。
自分に足りないところを責めるのではなく、少しずつ学ぶ準備をすることが、新しい仕事への自信につながると感じています。
面接前に準備しておきたいこと
自分に合いそうな求人を見つけたら、面接で聞かれそうなことを少し考えておくと安心です。応募した理由、働ける曜日や時間、これまでの経験などを、自分の言葉で短く話せるようにしておきます。
面接では、完璧に答えようとしすぎなくて大丈夫です。分からないことは確認しながら覚えていきたいという気持ちや、無理なく長く働きたいという思いを、誠実に伝えることが大切です。
面接でよく聞かれる質問や、答えるときのポイントは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
50代から未経験のパートに応募する方へ
50代から未経験のパートに応募しようと思うと、年齢や仕事への不安で、なかなか最初の一歩を踏み出せないこともあると思います。私も、「本当に採用してもらえるのだろうか」「仕事を覚えられるのだろうか」と何度も迷いました。
けれども、すべての条件が完璧にそろった求人を探すよりも、自分が無理なく続けられる仕事を見つけることが大切です。仕事内容、勤務時間、通勤のしやすさなどを一つずつ確認していくと、自分に合う働き方が少しずつ見えてきます。
未経験だからといって、できないことばかりではありません。これまでの生活や仕事の中で身につけた、丁寧さ、責任感、人と関わる力なども、仕事に生かせる大切な力です。
不安な気持ちがあっても、準備をして一歩踏み出すことで、新しい出会いや自信につながることがあります。50代からでも遅くありません。自分のペースで、できることから始めてみてください。
実際にパートを始めて感じたことは、こちらの記事で紹介しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。