葬儀パートのシフトは前日連絡?勤務時間と収入の実態

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葬儀パートの出勤電話を受けて式場と集合時間をメモする50代女性 パート・仕事

「葬儀パートは、いつ出勤が決まるの?」「都合が悪い日は断れる?」「毎月の収入はどれくらい変わる?」と気になっている方へ、私が式場で働いていた頃の体験をお伝えします。

私は50代で葬儀関係のパートを始め、最初の約1年は式場で、アシスタントを補助する「サブ」を担当しました。その後は事務に移りました。

式場の仕事は、通夜なら当日、告別式だけなら前日に連絡が来ることが多い働き方でした。予定が合わない日は断ることができ、その後も出勤依頼は来ました。一方、月4日勤務で振込額2万円の月も、16日勤務で10万円の月もあり、毎月同じ収入ではありませんでした。

この記事では、式場での出勤連絡、勤務時間の数え方、振込額の違い、事務に移ってからのシフトを分けて紹介します。時間や金額は当時の私の勤務先での経験で、現在の求人条件や給与相場を示すものではありません。

出勤連絡は、通夜なら当日、告別式だけなら前日が多かった

私の職場では、式場の仕事の連絡は次のように来ていました。

勤務する式連絡が来る時期
通夜当日の午前9~10時頃
告別式だけ前日の午前中
日取りが早く決まっている場合2日ほど前に連絡をもらうこともあった

このように、必ず前日に連絡が来るわけではありません。特に通夜は当日の連絡だったため、事前に1か月分の勤務日をまとめて把握できる働き方ではありませんでした。

連絡を受けたときに確認しておきたいこと

これから同じような働き方をする方には、出勤日、式場、集合時間、通夜・告別式のどちらを担当するか、翌日の勤務もあるかを確認し、メモしておくことをおすすめします。ここで挙げた項目は、私の体験を踏まえた提案です。

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予定が合わない日は断り、その後も出勤依頼が来た

出勤できないときは、「予定が入っているので」「都合が悪いので」などと伝えていました。

相手からは「わかりました。またお願いします」といった返事がありました。断った後にも、出勤依頼は来ました。

私の場合は、このように都合の合わない日を断ることができました。ただし、これは私の勤務先での経験です。応募する際には、「当日の連絡で出られない場合はどう返事をすればよいか」「最低限必要な勤務日数や曜日があるか」を確認しておくと、自分の予定と合わせられるか考えやすいと思います。

通常の勤務と、同じ日に複数の式へ入る日は時間の数え方が違う

通夜3~4時間、告別式5~6時間は出勤から退勤まで

私がサブとして働いていたとき、通夜は3~4時間、告別式は5~6時間ほどでした。どちらも式だけの長さではなく、準備や片付けを含む、出勤から退勤までの時間です。休憩がある場合は、その時間も含んでいます。

私の勤務先では、6時間以上の勤務だと1時間の休憩がありました。出棺が終わり、式場の片付けが大まかに終わった頃に取っていました。これは当時の職場での運用です。

担当していた準備や案内、片付けの内容は、葬儀パートの一日の流れ|サブとして経験した通夜・告別式の仕事にまとめています。

告別式2件の日や、告別式と通夜の両方に入る日もあった

同じ日に告別式を2件担当することもありました。後の式では、始まる前から補助に入るなど、2件とも同じ範囲の仕事を最初から担当するとは限りませんでした。

また、勤務できる人がよほど足りないときには、同じ日に告別式と通夜を担当したこともあります。その場合は、告別式の仕事が終わったところでいったんタイムカードを切り、通夜の出勤まで1~2時間、中抜けをしていました。

このときの約8時間は、中抜けを除いて実際に働いた時間です。通常の通夜3~4時間、告別式5~6時間という「出勤から退勤までの時間」と、同じ数え方ではありません。

求人で勤務時間を見る際には、「最初の出勤から最後の退勤まで、どれくらいかかるか」と「そのうち給与の対象になる時間」を分けて確認しておくと、1日の予定を考えやすくなります。

予定より延びた時間も、時給で支払われた

式が長引いて勤務時間が延びたときは、延びた時間も時給で支払われました。

応募先では、勤務時間の記録方法や延長時の給与の計算方法、中抜けや休憩の扱いを確認してください。割増賃金などの条件は、私の経験だけで判断せず、応募先の労働条件と照らし合わせて確認したい点です。

4日勤務で振込額2万円、16日勤務で10万円の月があった

私が式場で働いていたときは、葬儀の件数によって月の勤務日数が変わりました。実際に経験した月を比べると、次の違いがありました。

比較した月その月の勤務日数振り込まれた金額
勤務が少なかった月4日20,000円
勤務が多かった月16日100,000円

この2つの月では、勤務日数に12日、振込額に8万円の差がありました。金額は税金などを引く前の総支給額ではなく、口座に振り込まれた金額です。

また、通夜と告別式、複数の式を担当する日では勤務時間が異なります。この表から、時給や「1日働けば必ずいくらになるか」を計算することはできません。時給、勤務時間、振込額の内訳をそろえた比較ではないためです。

私の例では、仕事が多い月の収入だけを見て、毎月同じくらい入ると考えることはできませんでした。毎月必要な収入が決まっている方は、応募先に、勤務が少ない月の日数や時間の目安も聞いておくとよいと思います。

日程変更で出勤できなくなった場合の扱いは、応募先で確認したい

日程変更のあった式で、私自身が勤務できなくなったことは、記憶ではありません。勤務先では補償はないと認識していましたが、実際に自分が勤務できなくなり、その際の支払いを確認した経験とは分けて考えています。

そのため、「変更があったら必ず支払いがない」と一般化することはできません。勤務が決まった後の日程変更や中止については、応募先に扱いを確認しておきたい点です。

事務に移ってからは、前月25日前後に翌月のシフトが決まった

式場で約1年働いた後、私は事務に移りました。事務での勤務時間は午前9時~午後5時、勤務日数は週3~5日でした。

翌月のシフトは、前月の25日前後に決まりました。休みの希望もそれまでに出し、調整していました。

式場で働いていた頃の当日・前日の出勤連絡とは違い、事務では月ごとのシフトで働くようになりました。事務に移って収入が安定したことは、仕事を続けられた理由の一つです。

異動したばかりの頃は、式典メンバーが足りないときに補助へ入ることもありました。私の経緯がどの職場でも当てはまるわけではないので、事務への異動を前提にせず、応募する仕事の条件を確認してください。

事務の仕事内容は、葬儀会社の事務パートは未経験でもできる?仕事内容と大変だったことで紹介しています。式場と事務で感じた負担の違いは、葬儀関係のパートはきつい?仕事内容と10年働いて分かったことをご覧ください。

応募前に確認したい、勤務と収入の条件

ここからは、私の経験を踏まえた確認の提案です。私自身が、面接で以下のすべてを質問したという意味ではありません。

出勤の決まり方:月ごとのシフトなのか、式が決まるたびに連絡が来るのか。通夜と告別式で連絡時期は違うか。

出られない日の返事:都合が悪いときはどう伝えるか。必要な勤務日数や曜日、休みの希望を出す期限はあるか。

勤務時間:準備と片付けを含めた長さ、延長や中抜けの有無、休憩の取り方、給与の対象になる時間。

収入の見通し:時給と手当、勤務が少ない月の日数・時間の目安、日程変更や中止があったときの支払い。

担当範囲と出勤場所:自分が担当する仕事、出勤先が毎回同じか、移動方法や交通費の扱い。

公式情報:厚生労働省は、労働契約を結ぶ際に明示する条件として、仕事や就業場所、始業・終業時刻、休憩、賃金の計算・支払い方法などを挙げています。求人票や口頭の説明に加え、採用時の労働条件通知書などでも確認してください。

参考:厚生労働省「採用時にはどのような労働条件が明示されるのでしょうか?」

まとめ:出勤を断れることと、収入が安定することは分けて考えたい

私の式場勤務では、当日や前日の連絡が多く、予定が合わない日は断ることができました。一方、4日勤務で振込額2万円の月と、16日勤務で10万円の月があり、収入には差がありました。

事務に移ってからは、前月25日前後に翌月のシフトが決まり、収入も安定しました。葬儀関係のパートでも、式場の仕事と事務では、勤務の決まり方が違いました。

応募を考えている方は、まず「いつ勤務が決まるか」「出られない日は断れるか」「勤務が少ない月はどれくらい働けるか」の3点を確認してみてください。自分の予定と、毎月必要な収入の両方に合うかを考える材料になります。

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