葬儀パートの一日の流れ|通夜・告別式で実際にした仕事を時系列で紹介

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

葬儀会館で当日の予定表を確認する50代女性の式典スタッフ パート・仕事

「葬儀パートは、出勤してから何をするの?」

「通夜と告別式では、仕事の流れや勤務時間がどう違う?」

葬儀の求人を見ても、「受付・案内・式典補助」と短く書かれているだけでは、実際の一日を想像しにくいですよね。

私は50代で未経験から葬儀関係のパートを始め、最初の約1年間は式典スタッフとして働きました。通夜は勤務全体で3~4時間、告別式は約6時間、初七日法要まで担当するアシスタントは約7時間になることがありました。

この記事では、私がサブとして経験した通夜・告別式の一日の流れを、集合から退勤まで時系列で紹介します。出棺前後の忙しさ、休憩を取った時間、アシスタントとサブの違いもまとめました。

仕事内容、呼び方、集合時間、宗教・宗派による進行は、葬儀会社や式場によって異なります。この記事は私の勤務先での体験です。実際の仕事では勤務先の指示を優先してください。

  1. 結論:通夜は3~4時間、告別式は6~7時間が目安だった
  2. 通夜の一日の流れ|集合から退勤まで
    1. 最初に当家と式の情報を確認する
    2. 故人様が到着する場合は棺台を用意する
    3. 住職のお茶・返礼品・控室・受付を準備する
    4. 参列者と住職を入口で迎える
    5. 式中は住職の対応と通夜食の準備をする
    6. 式後は翌日の告別式に備えて整える
  3. 告別式の一日の流れ|開式2時間前からお見送りまで
    1. 情報を再確認し通夜食を片付ける
    2. 導師・脇僧と参列者を迎える
    3. 式中は姿勢を保ちながら周囲に注意する
    4. 出棺前後が最も忙しかった
    5. 出棺後も骨上げと初七日法要まで仕事が続く
  4. アシスタントとサブでは役割が違った
  5. 休憩はお客様の食事中に取ることが多かった
    1. 通常は1時間だが忙しい日は短くなることもあった
    2. 求人票では休憩時間も確認する
  6. 式中は最も緊張し、出棺前後は最も忙しかった
    1. 立ち方や歩き方まで見られていると感じた
    2. 出棺前後は複数の仕事が同時に重なった
  7. 立ち仕事を乗り切るために私がしたこと
    1. 休憩中に足首をほぐした
    2. 歩きやすく音の出にくい靴を選んだ
    3. 緊張する時間には終わりがあると考えた
  8. 葬儀パートの一日に関するよくある質問
    1. 通夜は何時間前に出勤しますか?
    2. 告別式は何時間働きますか?
    3. 式中はずっと式場内に立っていますか?
    4. 未経験でも一日の流れを覚えられますか?
    5. 一番大変な時間帯はいつですか?
  9. まとめ:式の前後を含めて一日の仕事を確認しよう

結論:通夜は3~4時間、告別式は6~7時間が目安だった

私の勤務先では、通夜と告別式で集合時間も仕事の内容も異なりました。

担当 集合時間の目安 休憩を含む拘束時間
通夜のアシスタント 開式の約2時間前 全体で3~4時間
通夜のサブ 開式の約1時間30分前 全体で3~4時間
告別式のアシスタント・サブ 開式の約2時間前 通常は約6時間
初七日法要まで担当するアシスタント 開式の約2時間前 約7時間
告別式を2件担当 当日の式による 約8時間

式の最中だけが仕事ではありません。式前には当家の情報、宗派、返礼品、食事などを確認し、式後には掃除、かご盛り崩し、火葬中の食事案内、骨上げ、初七日法要の対応もありました。

出勤連絡の時期や月ごとの収入差は、葬儀パートのシフトは前日連絡?勤務時間と収入の実体験で詳しく紹介しています。

通夜の一日の流れ|集合から退勤まで

通夜は夕方から始まることが多くても、スタッフは準備のため早めに集合します。私の職場では、アシスタントは約2時間前、サブは約1時間30分前の集合が多かったです。

開式までの目安 主な仕事
2時間~1時間30分前 当日の情報表、自分が担当する式の詳細を確認
準備中 故人様のお迎え、住職のお茶、返礼品、親族控室、受付の準備
約1時間前から 参列者のお迎えと受付案内、返礼品の残数確認
約30分前 住職を車まで迎え、荷物を持って控室へ案内
開式~式中 着席案内、住職への声かけ、椅子引き、通夜食準備、焼香案内の補助、遅れて来る参列者への対応
式後 住職へのお茶出し、控室・焼香鉢・炭・トイレ・玄関周辺の確認

最初に当家と式の情報を確認する

出勤後は、その日に行われる通夜の情報が書かれた表を見て、自分が担当する式の内容を詳しく確認しました。

  • 式場名
  • 故人様と喪主様の名前
  • 一般葬か家族葬か
  • 故人様とご遺族がすでに会館へ入っているか
  • 開式時間
  • 宗派
  • 返礼品の有無と渡し方
  • 通夜後に食事をするか

名前や宗派を間違えることはできません。自分が担当する式と、同じ時間帯に行われる別の式を混同しないよう確認しました。

故人様が到着する場合は棺台を用意する

故人様がこれから会館へ到着する場合は、棺を受け入れられるよう、会館の入口に棺台を用意してお迎えしました。

すでに会館へ入られている場合と、これから到着する場合では、最初に優先する準備が変わります。

住職のお茶・返礼品・控室・受付を準備する

仕事を始めた頃は、住職にお出しするお茶の準備を主に担当しました。慣れてからは、返礼品の数と渡し方、親族控室、受付の準備も確認するようになりました。

研修で教わった内容と仕事を覚えるまでの流れは、葬儀パートの研修内容は?未経験からサブを任されるまでの実体験にまとめています。

参列者と住職を入口で迎える

参列者が来たら、入口付近から自動ドアを開け、お辞儀をして「お世話になります」と挨拶し、受付へ案内しました。

住職は開式の30分ほど前に到着することが多く、車が見えたらすぐに迎えに行きました。挨拶をして荷物を持ち、住職の控室まで案内します。

予想より参列者が多い場合は、返礼品が足りるかも気にかけました。

式中は住職の対応と通夜食の準備をする

参列者を式場内へ案内して着席していただき、司会者である担当社員から合図が来たら、住職へ開式の声をかけました。

通夜は住職が一人のことが多く、アシスタントが住職の椅子を引きます。住職のお勤めが始まった後、通夜後に親族控室で食事をする場合は、届いているオードブル、寿司桶、食器を並べました。

通夜には遅れて来る参列者もいるため、作業中も入口付近を気にかけます。住職が退席したら、控室でお茶を出しました。

式後は翌日の告別式に備えて整える

通夜後は、翌日の告別式でも使う住職の控室を軽く片付けました。式場内の焼香鉢や炭をきれいにし、トイレ、玄関ホール、式場の外も確認しました。

通夜後に、お供えのかご盛りを崩すことはありません。かご盛り崩しは告別式の出棺後に行いました。

告別式の一日の流れ|開式2時間前からお見送りまで

告別式は、アシスタントもサブも開式の約2時間前に出勤しました。前日の通夜に担当として入っていても、変更がないか情報をもう一度確認しました。

時間帯 主な仕事
開式約2時間前 当家・宗派・返礼品・食事・初七日法要を確認、通夜食を片付ける
開式前 受付と返礼品を確認、導師・脇僧のお迎え、お茶出し、参列者案内
式中 住職の椅子引き、式場脇で見守り、弔電・焼香案内の補助
お別れ~出棺 棺のふたの開閉補助、お別れ花作り、ご親族・参列者の誘導
出棺後 片付け、掃除、かご盛り崩し、食事室への案内
火葬後 骨上げの連絡・案内、初七日法要の案内、最後のお見送り

情報を再確認し通夜食を片付ける

前日に通夜へ出ていない場合は、式場名、故人様と喪主様の名前、一般葬か家族葬か、開式時間、宗派、返礼品、食事、初七日法要の有無などを確認しました。

前日の通夜にも出ていた場合でも、変更がないか確認します。親族控室で通夜食をされていた場合は、残っている食器や料理を片付けました。

導師・脇僧と参列者を迎える

告別式では、導師だけでなく脇僧が何人か来られることが多くありました。控室へ案内し、それぞれにお茶を出せるよう準備します。

同時に受付と返礼品を確認し、参列者をお迎えして受付と式場内へ案内しました。住職には、時間になったら開式の声をかけます。

式中は姿勢を保ちながら周囲に注意する

開式後は、導師と脇僧の椅子を引きました。住職のお勤め中は式場の脇に立ち、周囲に注意を払います。

必要な変化に気づくことは大切ですが、きょろきょろ見回すと落ち着きがない印象になります。姿勢を保ち、視線や動きを目立たせないようにしました。

司会者が弔電を読み上げるときの補助、焼香の誘導、お別れの準備、住職へのお茶出しも行いました。

出棺前後が最も忙しかった

一日の中で最も忙しかったのは、出棺前後です。祭壇の花や供花を急いで切り、お別れ花を作りました。棺のふたを開閉する補助をし、お別れが終われば出棺の準備へ移ります。

ご親族と参列者の両方を誘導しながら、次の動きに遅れないようにしなければなりません。いくつもの仕事が短時間に重なる場面でした。

出棺後も骨上げと初七日法要まで仕事が続く

出棺後は、式場の片付け、かご盛り崩し、トイレや玄関ホールを含む会館周辺の掃除を行いました。

火葬中に食事をされる場合は、ご親族を食事室へ案内します。その後、骨上げの時間に合わせて連絡と案内をし、初七日法要がある場合は式場を準備して誘導しました。

最後のお客様を見送り、初七日法要で使った式場も掃除して終了です。

アシスタントとサブでは役割が違った

役割 仕事の進め方
アシスタント 宗派による違い、式全体の進行、住職の動きを把握し、次の対応を判断する
サブ アシスタントの指示を受け、受付案内、誘導、椅子引きやお別れの補助などを行う

私はメインのアシスタントではなく、サブを担当しました。最初から式全体を判断するのではなく、アシスタントの指示を受けて動くことが中心でした。

同じ「セレモニースタッフ」という求人名でも、会社によって担当範囲が違います。株式会社ティアの仕事紹介でも、パートのセレモニースタッフは、担当責任者の指示のもとで受付案内、焼香案内、設営、清掃など幅広い仕事を行うと説明されています。

休憩はお客様の食事中に取ることが多かった

通常は1時間だが忙しい日は短くなることもあった

6~8時間の勤務では、通常は1時間の休憩がありました。お客様が食事をされている時間に休憩することが多かったです。

式の進行や人員によって、休憩が短くなる日もありました。先ほど紹介した6~8時間は、休憩を含む拘束時間です。

求人票では休憩時間も確認する

厚生労働省の「労働時間・休日」では、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩が必要と案内されています。

求人の「勤務時間」だけでなく、実働時間、休憩、残業の有無も確認してください。葬儀の進行によって休憩の開始時刻が変わる可能性があるかも聞いておくと安心です。

式中は最も緊張し、出棺前後は最も忙しかった

立ち方や歩き方まで見られていると感じた

最も緊張したのは式中です。葬儀はやり直しができず、失敗できないという気持ちがありました。

仕事の内容だけでなく、立ち方、歩き方、表情、お辞儀などの身のこなしも、ご遺族や参列者から見られているように感じました。

式典中に使った案内の言葉は、葬儀パートの言葉遣い|ご遺族・参列者への声かけ例とNG表現で紹介しています。

出棺前後は複数の仕事が同時に重なった

出棺前後は、お別れ花作り、棺のふたの開閉補助、ご親族と参列者の誘導、出棺準備が短時間に重なります。

緊張する式中と、急いで動く出棺前後では、大変さの種類が違いました。

立ち仕事を乗り切るために私がしたこと

休憩中に足首をほぐした

葬儀パートは、想像以上に立ちっぱなしで、式場内の移動も多い仕事でした。休憩中は足首をほぐしたり、足をもんだりして、血流を促すようにしました。

足の痛みを我慢したまま次の式へ入ると、歩き方や立ち姿にも影響します。体調に異変があれば、無理をせず責任者へ伝えることも必要です。

歩きやすく音の出にくい靴を選んだ

私は以前、5センチほどのヒールで足が痛くなりました。その後は3センチほどで少し幅が広く、クッション性のある中敷きを使える黒いパンプスに替えました。

式中は静かなため、歩いたときにカツカツと大きな音が出にくい靴を選ぶことも大切です。

※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

長時間の立ち仕事に使う黒いパンプスは、ヒールの高さ、横幅、クッション性を比較して選んでください。

楽天市場で黒いフォーマルパンプスを探す

制服、髪型、靴の詳しい決まりは、葬儀パートの服装は?制服・靴・髪型と身だしなみの決まりも参考にしてください。

緊張する時間には終わりがあると考えた

式中は緊張の連続でしたが、「この時間が過ぎれば無事に終わる」と割り切って進めることも大切でした。

すべてを一度に考えるのではなく、アシスタントの指示を聞き、目の前の役割を一つずつ行いました。

葬儀パートの一日に関するよくある質問

通夜は何時間前に出勤しますか?

私の勤務先では、アシスタントは開式の約2時間前、サブは約1時間30分前の集合が多くありました。準備から片付けまでの勤務全体は3~4時間ほどです。

告別式は何時間働きますか?

アシスタントもサブも約2時間前に出勤し、休憩を含む拘束時間は通常約6時間でした。初七日法要まで担当するアシスタントは約7時間、同じ日に式を2件担当した日は約8時間になりました。

式中はずっと式場内に立っていますか?

通夜では、住職のお勤めが始まった後に、親族控室で通夜食を並べる仕事もありました。告別式では式場脇に立つ時間があり、弔電や焼香案内、お別れの準備に合わせて動きました。

未経験でも一日の流れを覚えられますか?

私も未経験から始めました。最初はアシスタントの指示を受け、住職のお茶出しや受付案内など、担当する仕事を一つずつ覚えました。宗派で流れが違うため、先輩の動きを見て何度も式に入ることが必要でした。

一番大変な時間帯はいつですか?

私が最も緊張したのは式中、最も忙しかったのは出棺前後です。出棺前後は、お別れ花、棺のふた、出棺準備、ご親族と参列者の誘導が重なりました。

まとめ:式の前後を含めて一日の仕事を確認しよう

葬儀パートは、受付で参列者を案内するだけの仕事ではありません。開式前の情報確認から、住職の接待、式の補助、出棺、片付け、骨上げ、初七日法要まで、担当に応じて多くの仕事があります。

  • 通夜は、アシスタントが約2時間前、サブが約1時間30分前に集合した
  • 通夜の勤務全体は3~4時間だった
  • 告別式は約2時間前に集合し、通常約6時間だった
  • 初七日まで担当するアシスタントは約7時間だった
  • 2件の式が重なった日は約8時間になった
  • 通常はお客様の食事中に1時間の休憩を取った
  • 最も緊張したのは式中、最も忙しかったのは出棺前後だった

想像以上に立ちっぱなしで移動も多く、体力を使います。休憩中は足を休め、式中はアシスタントの指示を聞き、目の前の仕事を一つずつ進めてください。

仕事内容全体と働く前に知っておきたい大変さは、葬儀関係のパートはきつい?仕事内容と10年働いて分かったことでも紹介しています。

タイトルとURLをコピーしました