葬儀パートの研修内容は?未経験からサブを任されるまでの実体験

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葬儀会場でお辞儀の研修を受ける50代女性スタッフ パート・仕事

「葬儀パートの研修では、どのようなことを教わるの?」

「未経験でも式の流れを覚えられる?いつから現場に入るの?」

葬儀関係の求人に興味があっても、専門用語や宗派の違い、失敗できない雰囲気を想像すると、応募をためらう方もいるのではないでしょうか。

私は50代で未経験から葬儀関係のパートを始めました。最初に簡単なマニュアルと基本研修があり、入社から2日ほどで実際の式に入りました。その後は先輩の動きを見ながら仕事を覚え、半年ほどで式典アシスタントのサブを任されるようになりました。

この記事では、私が実際に受けた研修内容、初めて式に入ったときの仕事、覚えるのが難しかったこと、半年後に任された業務までを順番に紹介します。

研修内容や期間は葬儀会社、式場、担当業務によって異なります。この記事は私の勤務先での体験です。応募先の募集要項や面接でも必ず確認してください。

  1. 結論:未経験でも現場で少しずつ覚えれば大丈夫だった
  2. 葬儀パートの研修からサブを任されるまでの流れ
  3. 最初の研修で習った6つのこと
    1. 制服の着方と髪型
    2. 式場内の場所と案内方法
    3. 挨拶と言葉遣い
    4. 会釈・普通のお辞儀・最敬礼
    5. 遠くと近くを案内するときの手の使い方
    6. 仕事の内容と基本的な注意点
  4. 入社約2日後には実際の式で研修した
    1. 最初は住職の案内とお茶出しだった
    2. 先輩が少し離れた場所から見守ってくれた
  5. 研修で一番難しかったのは式の流れとタイミング
    1. 式は途中で止められない
    2. 宗派によって流れや道具が違った
    3. 頼まれた道具を間違えたこともあった
  6. 私が仕事を覚えるために行った3つのこと
    1. 先輩の動きをよく見る
    2. 注意されたことをノートに書く
    3. 何度も式に入り流れを体で覚える
  7. 半年ほどで式典アシスタントのサブを任された
    1. サブとして担当した仕事
    2. メインのアシスタントにはならなかった
  8. 研修中の出勤・時給・試験はどうだった?
    1. 葬儀がある日に研修へ呼ばれた
    2. 研修中も通常と同じ時給だったと思う
    3. 試験や合格確認はなかった
  9. 応募・面接前に確認したい研修の質問
  10. 葬儀パートの研修に関するよくある質問
    1. 未経験でも葬儀パートを始められますか?
    2. 研修期間はどのくらいですか?
    3. 資格がなくても研修を受けられますか?
    4. 仕事を覚えられるか不安なときはどうすればよいですか?
  11. まとめ:メモを取り、先輩へ確認しながら現場に慣れよう

結論:未経験でも現場で少しずつ覚えれば大丈夫だった

私の勤務先では、入社後に制服の着方や挨拶などの基本を習い、すぐに先輩と一緒に実際の式へ入りました。最初から一人で任されたわけではありません。

  • 入社後約2日:身だしなみ、挨拶、お辞儀、案内方法などを練習
  • 約2日後:先輩が見守る中で住職の案内やお茶出しを経験
  • 研修中:葬儀がある日に呼ばれ、実際の現場で仕事を覚える
  • 約半年後:式典アシスタントのサブ業務を任される
  • 約1年後:メインのアシスタントになる前に事務へ異動

一番難しかったのは、式の流れと動くタイミングです。さらに宗派によって流れが違うため、マニュアルを読むだけでは覚えられませんでした。先輩の動きを見て、ノートに書き、何度も式に入ることで少しずつ身につきました。

現在の葬儀会社の採用情報でも、未経験者向けに言葉遣い、立ち居振る舞い、冠婚葬祭の知識などを研修する例が見られます。たとえば、株式会社レクストのパート採用情報では、研修と先輩スタッフのサポートについて案内されています。

葬儀パートの研修からサブを任されるまでの流れ

私が仕事を覚えた流れを、時期ごとにまとめました。

時期の目安 研修・担当したこと 私の状態
入社直後 制服、髪型、館内案内、挨拶、お辞儀、案内時の手の使い方 専門用語も式の流れも分からない状態
約2日後 住職の控室への案内、お茶出し、式前の声かけ 先輩が少し離れた場所から見守る
研修中 式の流れ、宗派による違い、仏具や掛け軸の見分け方 先輩の動きを見て、ノートにも記録
約半年後 式典アシスタントのサブ業務 一通りのサブ業務を任される
約1年後 事務職へ異動 メインアシスタントにはならず異動

「何日で独り立ちできる」と一律には言えません。式の件数、担当する仕事、先輩の教え方によっても変わります。私の場合は、半年ほどでサブを任されましたが、メインを担当する前に事務へ移りました。

最初の研修で習った6つのこと

制服の着方と髪型

最初に、制服の正しい着方と髪型を教わりました。私の制服は黒のスーツ、白いブラウス、蝶ネクタイで、髪は清潔感が出るようにまとめました。

詳しい服装、靴、ストッキング、髪型の決まりは、葬儀パートの服装は?制服・靴・髪型と身だしなみの決まりで紹介しています。

式場内の場所と案内方法

受付、式場、親族控室、住職の控室など、館内の場所を確認しました。参列者や住職を迷わせないためには、自分が式場内を把握しておく必要があります。

挨拶と言葉遣い

ご遺族、参列者、住職への挨拶と、接客で使う言葉を学びました。「分かりました」ではなく「かしこまりました」と答えるなど、普段より丁寧な言い方を使いました。

私が実際に使った声かけ例は、葬儀パートの言葉遣い|ご遺族・参列者への声かけ例とNG表現にまとめています。

会釈・普通のお辞儀・最敬礼

お辞儀は、会釈、普通のお辞儀、最敬礼を習いました。角度の数字は覚えていませんが、先輩に横から姿勢を見てもらい、その場で直してもらいました。

頭だけを下げるのではなく、立ち止まり、背中を曲げすぎないよう意識しました。職場の基準があるため、自己流で角度を決めず、研修で確認するのが安心です。

遠くと近くを案内するときの手の使い方

方向を示すときは指をそろえ、人差し指ではなく手のひら全体を使いました。

  • 少し遠くを示すとき:肘を伸ばし、手のひらを自然に少し斜め上へ向けて「あちらでございます」
  • 近くを示すとき:肘を曲げ、同じように手のひらで「こちらでございます」

仕事の内容と基本的な注意点

簡単なマニュアルには、身だしなみ、仕事内容、言葉遣いなどが書かれていました。ただし、式ごとの細かな流れや宗派の違いは、マニュアルだけでは覚えきれませんでした。

入社約2日後には実際の式で研修した

最初は住職の案内とお茶出しだった

基本研修を始めて2日ほどで、実際の式に入りました。最初に担当したのは、住職を控室へ案内することと、お茶出しです。

式が始まる時間になったら住職へ声をかけ、式が終わった後にもお茶を出しました。緊張しましたが、いきなり式全体を任されたわけではなく、限られた仕事から始めました。

先輩が少し離れた場所から見守ってくれた

先輩がずっと真横についていたわけではありませんが、少し離れた場所から見ていてくれたと思います。分からないことがあれば確認し、注意を受けたことはノートに残しました。

実際の仕事内容は会社によって異なります。株式会社ティアの仕事紹介では、パートのセレモニースタッフについて、担当責任者の指示のもとで式を支え、受付案内や焼香案内などを行う仕事と説明されています。

研修で一番難しかったのは式の流れとタイミング

式は途中で止められない

葬儀はやり直しができません。次に何が行われるかを考え、必要な準備や案内を間に合わせる必要があります。

最初は目の前の仕事だけで精いっぱいでした。先輩の動きを見ながら、「この場面では、次に何を準備するのか」を覚えていきました。

宗派によって流れや道具が違った

同じ葬儀でも、宗派によって式の流れや使用する道具が異なります。一つの流れを覚えれば終わりではないことが、難しいと感じた理由です。

親族控室に掛ける掛け軸も、宗派ごとの絵柄の特徴をノートに書きました。正式な呼び方や扱い方は勤務先によって確認してください。

頼まれた道具を間違えたこともあった

住職から「はち」を持ってくるよう頼まれたとき、私は間違えて「いんきん」を持っていき、その場ですぐ注意されました。

同じ間違いを繰り返さないよう、自分のノートに道具の簡単な絵を描きました。名前だけを書くより、形と一緒に覚えやすかったです。

私が仕事を覚えるために行った3つのこと

先輩の動きをよく見る

先輩が、どの場面でどこへ移動し、何を準備しているかを見ました。説明だけでは分かりにくい仕事も、実際の動きを見るとつながりが分かります。

注意されたことをノートに書く

式の順番、道具の名前、宗派による違いなどをノートに書きました。道具は簡単な絵も添え、自分が見返して分かる形にしました。

仕事用ノートは、ポケットに入る大きさや、立ったままでも書きやすいものを選ぶと使いやすいです。

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何度も式に入り流れを体で覚える

ノートを読むだけでなく、何度も式に入ることが一番の練習になりました。宗派が変われば、先輩の動きと自分のメモを照らし合わせました。

最初から先回りして動けなくても、同じ流れを経験するうちに、少しずつ次の準備が分かるようになりました。

半年ほどで式典アシスタントのサブを任された

サブとして担当した仕事

半年ほどたつと、式典アシスタントのサブとして、次の仕事を任されるようになりました。

  • 受付の案内
  • 参列者の誘導
  • 式中に住職の椅子を引く
  • 焼香案内の補助
  • お別れの際に棺のふたを開閉する補助
  • 祭壇の花や供花を切り、お別れ花にする
  • 出棺の案内

表から見える案内だけでなく、式の進行に合わせて動く仕事も増えました。仕事内容と大変だったことは、葬儀関係のパートはきつい?仕事内容と10年働いて分かったことでも紹介しています。

メインのアシスタントにはならなかった

私の勤務先では、メインになるための試験や合格確認はありませんでした。ただし、私はメインのアシスタントを経験していません。

式典スタッフとして約1年働いた後、事務員を増やすことになり、過去の事務経験と勤務の安定性を見込まれて事務へ移りました。

異動後の仕事は、葬儀事務パートの仕事内容|未経験から一人で任されるまでにまとめています。

研修中の出勤・時給・試験はどうだった?

葬儀がある日に研修へ呼ばれた

私の場合、研修だけの日が毎週決まっていたのではなく、葬儀がある日に呼ばれ、現場で仕事を覚えました。そのため、経験できる回数は葬儀の予定にも左右されます。

式典パートの連絡時期や勤務時間、月ごとの収入差は、葬儀パートのシフトは前日連絡?勤務時間と収入の実体験で詳しく紹介しています。

研修中も通常と同じ時給だったと思う

記憶では、研修中も通常と同じ時給だったと思います。ただし、研修期間だけ時給が異なる会社も考えられるため、求人票と雇用条件通知書を確認してください。

試験や合格確認はなかった

私の勤務先では、筆記試験や実技試験、先輩による正式な合格確認はありませんでした。先輩と現場に入りながら、できる仕事が少しずつ増えていく形でした。

応募・面接前に確認したい研修の質問

「研修制度あり」と書かれていても、内容は会社によって違います。応募前や面接で、次の点を確認すると働き始めた後の違いを減らせます。

  • 研修では何を教えてもらえるか
  • 座学と現場研修の両方があるか
  • 研修期間の目安はどれくらいか
  • 最初の式では先輩がどこまで付いてくれるか
  • 研修中の時給や交通費は通常と同じか
  • 一人で任されるまでに試験や確認があるか
  • 葬儀がない日にも研修の出勤があるか
  • 宗派や仏具について学べる資料があるか

面接では、「未経験ですが、研修ではどのようなことから教えていただけますか」と聞けば、前向きな姿勢も伝えやすいです。

葬儀パートの研修に関するよくある質問

未経験でも葬儀パートを始められますか?

私の勤務先では、未経験でも始められました。最初は専門用語や式の流れが分からなくても、先輩へ確認しながら現場で徐々に覚えました。現在の採用情報にも、未経験者を対象に研修やサポートを用意している会社があります。

研修期間はどのくらいですか?

会社や担当業務によって異なります。私は約2日後に実際の式へ入り、約半年でサブを任されました。「現場に入る時期」と「一人でできる範囲が増える時期」は分けて考えたほうがよいです。

資格がなくても研修を受けられますか?

私が担当した式典パートでは、資格は必要ありませんでした。搬送などは担当せず、受付、案内、接待、式の補助を行いました。求人によって業務範囲が違うため、資格欄だけでなく仕事内容も確認してください。

仕事を覚えられるか不安なときはどうすればよいですか?

先輩の動きを見て、分からないことはその場で確認し、注意点を自分の言葉や絵でノートに残す方法がおすすめです。一度で全部覚えようとせず、まずは式場の雰囲気に慣れてください。

まとめ:メモを取り、先輩へ確認しながら現場に慣れよう

私の葬儀パート研修は、基本を教わった後、実際の式で先輩の動きを見ながら覚える方法でした。

  • 最初は制服、髪型、館内案内、挨拶、お辞儀を習った
  • 約2日後に住職の案内やお茶出しを経験した
  • 式の流れと宗派による違いを覚えるのが難しかった
  • 先輩の動きを見て、ノートに書き、何度も式に入った
  • 約半年で式典アシスタントのサブを任された
  • 試験や正式な合格確認はなかった

最初は専門用語や式の流れが分からず、戸惑うかもしれません。メモを取り、分からないことは先輩に確認してください。現場で徐々に覚えていけば大丈夫です。まずは雰囲気に慣れるところから始めましょう。

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